江戸川橋というところまで・・・
皆様こんばんは
今日は雨ですね☂
先日の日曜日に江戸川橋というところまでお芝居を観に行ってきました。
とても小さなところでしたが、約20分のお芝居を4本立てでありまして、
今日は少しだけ感想を・・・
メインテーマは、文学だったのですが・・・
文学は真面目に授業を受けてなく(笑)
ちょっと引いてしまうテーマだったのですが、あ~そっちの視点で脚本を書いたんだ!
という・・・
最初のお芝居が
「長州芸者三人気」でというもので、しかもよくよくお芝居を拝見すると、
これ天国からのお芝居だったんですよ!
あ!プログラムは頂きましたが、余りよく読んでなかったの。ごめんね( ´ . _ . ` )シュン
役柄も、初代内閣総理大臣の妻とか祇園No1の芸者さんだったり、お妾さんだったりと
女性視点からのお芝居でした。
掴みはOKな感じですよ。
ただ、客席と舞台になっているところの配置がう~ん(´-ω-`)
あと1m後ろにテーブル置いても良かったかもね。
ちょっと見にくかったな~
役者さんたちは、上手でしたよ。その時代のギャップがよく出てたし。
おうのさんって、ほわんとしているけど芯が遠てる人だったんだろうな~
とか、梅子さんもファーストレディだったけど、時代的に表には出れなかったんだろうし、
君尾さんもギャップ感が面白くって、笑ってしまいました。
ちなみに、このお芝居はドタバタコメディです。
次が
「或る求婚者の話」
これはね~感想というよりダメだしになっちゃうんだ~
確かにね、セリフは小難しくて長台詞が多くて大変だっと思うんだ・・・
何ていうか、棒読みなんだ~
いや、いいんだよ。役的にそっけない感じを出したかったのかもしれないけど、
ちょっとね台詞回しが難しいのであれば、せめて動きで感情を表して欲しかったんだよね~
有名な三角関係のお話だったんだけど・・・
ちょっと滑り過ぎだった。
ただ読むだけ。立ってるだけ。って難しいよね。
わかるんだけど、辛い20分でした。
で、これを見た後でまだ続くの?な感じだったんだけど、
「鳳の家」
これは与謝野晶子さんの姉妹のお話で、私はやっぱり勉強不足だったんだけどね
姉妹がいたんだ的なね。。。
晶子さんが問題起こして家を飛び出した後の姉妹の話だったんだけど。
正直、泣きました。
泣くとは思わなんだ!
鳳の家に出てた役者さんは当たりですね。
上手かった。
観ていて、すっと引き込まれる。
長女と次女と末っ子ちゃんが晶子を家族としてどう思っているのかや、
時代背景から言っても、女性は何かにつけて慎むべきな時代の中での
葛藤や心の揺れ具合。
途中晶子の俳句が出てきて、もう泣けるわ・・・
長女役も、私は長女なんだからと慎ましく我慢する姿。
次女の、自分を隠さない、思ってることを常に言える。
よく掴んでたと思います。
末っ子ちゃんの「里」を演じた彼女が、またすごく良くて。
うまいわ!もっと観ていたいと思わせる。
里ちゃんと晶子の関係性も、すごくわかりやすくて申し分なし。
晶子が家に帰ってきた嬉しいと思う気持ち。
晶子のように自分もという気持ち。
姉を思うその気持ちが胸を打ちました。
里ちゃんを演じた彼女の今後の活躍に期待したい。
(でも、羊羹食べられなかったね・・・)
最後
「萩と百合」
最後にやっと出てきた与謝野晶子さん。
この作品も三角関係の話だったんだけど、
晶子と登美子の女の戦い(笑)
観せるよね~。
これも言い表せない難しさがあったと思う。
けど、すごく共感出来る。
晶子の潔さ。登美子の死の病に冒されてでも強い女。
天晴れでした。
長くなっちゃいましたが、いい作品でした。
引き付けるということ、心を打つ芝居って、そうお目にかかれない。
観に行けてよかったです。
受付の方々も親切で、ありがとうでした。
遅くなっちゃいましたが、浮世の値段の感想でした。
では~( ̄^ ̄)ゞ
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